子どもの理解力チェックのポイントと子どものうちから理解力を高める方法
「こんにちは、仕事と教育の両立をサポートする託児サービスを提供する伸芽'sクラブです。」
学校の勉強だけでなく、成人後の仕事でも大切になる「理解力」。「うちの子どもはしっかりと理解できているのか?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。子どもの理解力がしっかり発達しているのかを知り、より理解力を高めるには、家庭でのサポートが重要です。
ここでは、そんな子どもの理解力を知るチェックポイントや、理解力を高めるための方法を紹介します。
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うちの子の理解力は高い?低い?理解力簡易チェック
基本的に幼い子どものうちは、年齢に応じた反応ができれば適切な成長を果たしているといえます。ただ、自身の子どもを客観的に見ることはなかなか難しいもの。下記は簡易的な理解力のチェックポイントです。当てはまるかどうかを確認してみましょう。
- *話を聞かない
- *集中力がなさすぎる
- *「もしも」の話ができない
- *思い込みが強く柔軟な発想がない
- *質問の答えが噛み合わない
これらすべてに当てはまるようであれば、理解力が高いとはいえないでしょう。しかし、これはあくまでも簡易的な目安です。すべてに当てはまっていたからといって、悪い子だという話ではありません。
また、幼いうちの理解力の低さは親とのコミュニケーションでリカバリー可能なもの。まずは、「うちの子はどんな系統の理解が難しいのか」といった点を明らかにすることが大切です。
理解力が高いとなにが良いのか?
小さなわが子を腕に抱いていると、「理解力が低くてもこんなにかわいいのだから…」と考えてしまうことも多いでしょう。そもそもなぜ理解力が高いことが望ましいとされるのでしょうか?
現代の社会では、やはり理解力は高い方がよいとされています。理解力が高ければ、勉強のポイントやコツをつかむ際に有利になりますよね。また、仕事のやり方を理解するときや、仕事上で自分に何が望まれているのかをつかむときにも役立ちます。何より、日常生活においても理解力は必要となる力です。
理解力が高い子は、きちんと基礎を理解できているからこそ応用もききます。ただ決められたことをするだけではなく、柔軟な発想ができることは、さまざまな方向からの動きを要求される現代社会において、大きな強みになるでしょう。
子どもの理解力を鍛える教育方法
子どもの理解力を鍛えるために、家庭内でできることは何かあるのでしょうか?実は非常に日常的なところにも、理解力を鍛えるポイントは転がっています。いつもの話し方を少しだけ意識してみることで、理解力アップが期待できるでしょう。
・聞く力を育てるためにまずは子どもの話をしっかり聞く
物事や勉強、どちらにしてもしっかりと理解をするためには、まず人の話を聞くことを覚えなければいけません。勉強や仕事を教えられる際には、言葉で教えられることがほとんどです。
聞く力を育てることができれば、言葉から情景のイメージを沸かせることもできるでしょう。したがって、応用するための力もつきやすくなります。子どもに聞く力をつけさせたいのなら、最初にすべきことは子どものおしゃべりをしっかりと聞いてあげることです。
しっかり聞いてもらえたという体験は、満足感を与えるとともに、相手の話も聞きやすい状況を作ってくれます。相手の言葉をさえぎって話さなくても、きちんと話を聞いてくれると思える環境を作ってあげましょう。
・子どもへの声かけは具体的に行う
お子さんに何かを聞くとき、「お昼ごはん、どうしようか?」といった聞き方をしていませんか?
子どもの脳はまだまだ未発達。たくさんの言葉をインプットし、その中からアウトプットすることによって作り上げられています。声かけをするときには、「てにをは」のない聞き方でなく、できるだけ具体的な聞き方をすることで日々語彙力、理解力を上げることができます。
たとえば、先ほど挙げた聞き方を、「○○ちゃんは今日の晩御飯、何か食べたいものがある?」と変えるだけでも、積み重ねていけば大きな違いになるでしょう。子どもとの会話を楽しむことが、理解力アップの一番簡単な方法です。
日々の接し方で子どもの理解力はアップします
今回は子どもの理解力のチェックポイント、そして実際に理解力を高めるための方法を紹介してきました。毎日忙しくしていればなかなか難しい場合もありますが、お子さんとの大切な時間を過ごすことにも繋がるので、少しだけ意識してみてはいかがでしょうか。