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子どもの集中力が続かないのはどうして?4つの原因と解決法を紹介

「こんにちは、仕事と教育の両立をサポートする託児サービスを提供する伸芽'sクラブです。」

子どもの集中力は…

集中力は学校で勉強をしていくうえで欠かせない力です。集中力はその子どもによって異なりますが、持って生まれたものだけでなく、生活リズムや周辺環境によって変化します。今回は子どもの集中力が続かない原因と解決法、そして集中力アップに欠かせない習い事や遊びを紹介します。

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子どもの集中力は年齢によって異なる

大人の集中力が90分ほどといわれているのに対して、子どもが集中できる時間は大人よりも低くなります。未就学児の場合は、年齢プラス1分程度、小学校低学年では15分ほど、高学年になっても最大30分程度が集中できる時間と考えられています。

子どもの集中力が続かない原因と解消法

子どもの集中力低下を防ぐ4つの対策

子どもの集中力が続かないのには大きく4つの原因が挙げられます。この原因を知っておくことで、集中力低下を防ぐ対策がとれます。

1. スマホやゲームが気になって勉強が手につかない

NTTドコモのモバイル社会研究所が2019年に発表した子どものスマホ所有率に関する調査結果は、以下のようになっています。
*小1〜小2:14%
*小3〜小4:35%
*小5〜小6:40%

中学生にいたっては、全体の63%がスマホを所有していることがわかりました。

[注1] 子どものICT利活用の検討No.12|調査・研究|NTTドコモ モバイル社会研究所

このように、スマホは子供の生活に欠かせないツールとなっていますが、ときに集中力を削ぐこともあります。

たとえば、スマホにはメールやSNSなどのコミュニケーションツールとして活用され、それが届いたどうかの通知をしてくれます。スマホを使い続けていると、いざ勉強に向かおうとしても、相手から連絡が来ると集中力が途切れてしまいかねません。

また、ゲームも同様で、ゲームの進みが気になって集中できないといったことが起きてしまいます。

スマホを使うにはルールを設ける

スマホは便利なツールですが、子どもの集中力を考慮すると、ルールを設けることがおすすめです。たとえば、決められた時間だけ使う、決められた場所だけで使うといったように、勉強への集中を削がないような工夫を凝らしましょう。同様に、ゲームも決められた時間や、リビングのような親がいる場所だけで行うようなルールづくりが欠かせません。

2. 睡眠がとれていないと集中力が下がる

睡眠不足も子どもの集中力低下につながります。財団法人日本小児保健協会が実施した調査によると、「夜22時以降に就寝する子ども」は1歳6ヶ月、2歳、3歳で半数を超えたことが報告されています。[注2]

子どもの睡眠不足は、集中力の低下のみならず、成長の遅れや食欲不振などにつながってしまいます。

[注2] 睡眠不足や睡眠障害、子どもへの大きな影響:e-ヘルスネット 情報提供

運動をさせたり照明を下げたりして眠りやすい環境を整える

なかなか子どもが寝付けない場合は、食後の散歩や軽いストレッチなど、運動を一緒にやってみましょう。運動をして体力を消費することで、眠りやすくなります。ただし、体温が高い状態では眠りにくいため、就寝の2時間ほど前に運動するようにしましょう。

また、照明を下げることも、睡眠を誘導するのに欠かせません。特にスマホの画面やテレビ、パソコンといったディスプレイの光は強く、眠気を下げてしまいます。これらの明るさは調整可能なので、照度を下げてあげましょう。

3. 食事も集中力の低下の一因

食事も子どもの集中力低下の一因となります。とくに、カルシウムやマグネシウム、ビタミンCといった栄養素が不足してしまうと、集中力の低下が懸念されます。また、水分不足、鉄分不足も血液の流れを滞らせるため集中力の低下を招いてしまいます。

子どもの集中力を高める栄養素

子どもの集中力を高めるのに期待できる栄養素は以下のとおりです。
*ブドウ糖
*DHA(ドコサヘキサエン酸)
*鉄分

ブドウ糖は、炭水化物が体内で分解されて生成されるため、ご飯や、パン、いも類などから摂取できます。脳の発達に欠かせないDHAは、脳内の神経伝達細胞、シナプスの形成に欠かせません。この栄養素は、鮪や鮭、いわしなどに多く含まれています。

血液の量に関わってくる鉄分は、豚肉やレバー、あさり、納豆などに含有されています。

4. 温度や湿度といった環境の影響で集中力が低下する

温度や湿度いった環境の影響も集中力の低下に関係します。あまりにも湿気が高い室内では、不快感と疲れやすさを感じてしまいます。また、周りの騒音も集中力に影響します。うるさすぎるところは、当然集中力が低下します。反対に静かすぎるところも集中力が散漫になってしまいます。これは、人には無意識に音を探そうとするという習性があるためで、完全に無音だと神経が過敏になるのです。

適度な雑音が発生している環境を提供する

静かすぎず、うるさすぎない、適度な雑音が発生している環境づくりをすることで、子どもの集中力を維持できます。ホワイトノイズといわれる、雑音を打ち消す雑音を発生させることで、音に気を取られることなく、勉強や習い事に集中できます。

また室内の温度は25度程度、湿度は夏であれば40〜50%、冬であれば45〜60%ほどの設定にしましょう。

家庭でもできる!集中力を高める遊びや習い事

子どもの集中力は、普段の遊びや習い事で高めることができます。これらは、子どもが楽しみながらできるため、進んで取り組んでくれるはずです。ジグソーパズルや折り紙などは、大人も参加してみましょう。

1. ジグソーパズルで集中力・記憶力アップ

遊びながら集中力を高める方法としてジグソーパズルが挙げられます。パズルはどこにどのピースを挿入すれば完成するかを考える集中力だけでなく、記憶力もアップが期待できます。また、小さなピースをつまむ動作も脳を刺激してくれます。

2. お手本を見ながらつくる折り紙

すぐにはじめられる集中力アップのための遊びなら、折り紙がおすすめです。お手本どおりに折り紙をつくることは、集中力を必要とします、どこをどう折ると形が変わるかを考えることで、想像力の向上も図れます。

3. 楽器を演奏することで集中力が高まる

楽器を演奏することも集中力アップに効果的です。楽器を演奏するには、正しく指を動かしたり、楽譜を理解したりとさまざまな作業が求められ、これらの作業を同時にこなすために必要な集中力が養われます。

4. そろばんで暗算力も向上

ピアノのように指を動かす作業が必要になるそろばんも、集中力アップに効果的です。珠を弾く動作だけでなく、たくさんの桁数を暗算するには、相当な集中力を要します。最初は3桁程度の簡単な足し算から、徐々に複雑な掛け算や割り算なども解けるようになります。

子どもの集中力は環境を整えれば高まる

集中力は大人になっても必要になる大切な力です。そのため、子どものうちから、伸ばしていくようにしましょう。スマホの使いすぎや睡眠不足、栄養価の低い食事などは子どもの集中力低下に大きく影響します。

まずは、親が子どもの集中力が高まるような環境を整えてあげましょう。加えて、集中力を高める遊びや習い事を取り入れて、さらなる集中力アップにつなげましょう。

子どもの集中力向上をサポートする託児サービスは伸芽’Sクラブへ

今回の記事でもお伝えしましたが、子どもが集中できる時間は年齢によって異なりますし、食事や睡眠も大きく影響してきます。
伸芽’Sクラブでは、子どもの年齢を考慮し、集中して学習できるプログラムを組んでいます。
その内容も、頭を使いつつ、それでいて遊びの延長のような、子どもが楽しんで取り組めるものばかり。
また、お昼寝や給食の栄養バランスにも力を入れ、子どもの知能発達を最大限サポートできる環境を整えています。
集中力は大人にも限界があるものですから、まだまだ発達途中の子どもを長い時間勉強で拘束してはいけません。
もちろん、子どもが興味関心を持って自然と長時間取り組んでしまう習い事などは別です。そうした時は、逆にとことんや
せてあげたほうが良いでしょう。

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