子育てはもっと楽をしてもいい?余裕のある子育て、子育てを楽しむことが与える子どもへの影響
「こんにちは、仕事と教育の両立をサポートする託児サービスを提供する伸芽'sクラブです。」
食事の準備、洗濯、送迎、寝かしつけ、入浴など、子育てにはやらなければならないことがたくさんあります。子育てに関することをすべて行っていたらそれだけで一日が終わってしまうということもあります。
子育ては非常に大変で責任のあるものですが、だからといってがんばりすぎる必要はありません。余裕のある子育てを意識してみましょう。子育てに余裕を持たせることで、もっと毎日を楽しく過ごせるはずです。
今回は、余裕のある子育てのためには何ができるのか、どんなメリットがあるのかなどをご紹介いたします。
余裕をもって子育てができるってどういう状態?
余裕のある子育てといっても、どういう状態なのかが分からないという方のために、時間・心・身体の面から解説します。自分にとって余裕がないと感じる部分があれば、考え方を変えたりして改善していきましょう。
時間の余裕
子育てには非常に時間を取られます。どんな行動を起こすか分からない子どもを相手にすることで、予想外に時間がかかってしまうということもあります。
しかし、余裕のある子育てを意識するのならまずは時間に余裕をもつことが大切です。「次にあれをしなければ」「○時までに終わらせなければ」と時間に追われることで、どんどん余裕がなくなってしまいます。時間に余裕をもつには、一日にしなければならないことを減らすことを検討してみてください。
たとえば洗濯物は、数日おきに一度でも大丈夫な量かもしれません。掃除は、今日はリビング、明日は浴室と分担することで楽になります。買い物は特売日にまとめて済ませてしまう、ネットショッピングを利用するなどすれば、大幅に時間を短縮できます。
毎日しなければならないことを減らすだけでも子育てに割く時間に余裕を持てるようになるでしょう。計画通りにいかなくても「明日すればいいか」とある程度諦めてしまうことも大切です。
心の余裕
精神的に余裕がなければ、子育てを楽しめません。子どもがいうことを聞いてくれないと思い悩んだり、家族が家事や育児に非協力的だったり、仕事も完璧にこなしたいとがんばりすぎたりすると、どんどん心に余裕がなくなります。
自分一人でがんばっていると、「どうして自分だけが…」「自分が悪いから…」と自分を責める気持ちが生まれてくることもあるでしょう。このように考えていると、ますます心に余裕がなくなり、子育てが不安なもの・辛いものに感じてしまいます。
子どもとどのように接したらいいか分からないという場合は周囲の経験者に話しを聞いてみましょう。家族が家事、育児に参加してくれないようであれば、一度しっかり話しあう必要があります。何事も完璧にこなそうとしてしまう方は、まずはその完璧主義から脱出する方法を探さなければなりません。
心に余裕をもつことは、忙しく子育てに追われている方にとっては難しいかもしれませんが、ぜひ後述する方法などを取り入れてみてください。
身体の余裕
子どもを追いかけたり、子どもを抱っこしたり、重たい荷物を運んだり、さらには子どものペースに合わせて睡眠時間を削ったり…と、子育ては想像以上に体力が必要です。身体的な余裕がなければ、どんなに心に余裕があっても身体が追いつかずに悲鳴をあげてしまいます。
身体の余裕をもつには、やはりリフレッシュする方法を探すのが一番です。マッサージをしたりリラックスできる環境を作ったり、ときにはプロのマッサージを受けたりして自分にご褒美をあげるのもいいかもしれません。
身体の余裕ができると毎日はつらつとした気持ちで過ごすことができ、自然と心にも余裕が生まれるようになるでしょう。
余裕があると子育てを楽しめる!子どもに与える良い影響
親の育て方が子どもの性格や行動にすべて影響するという訳ではありませんが、子どもは頼れる唯一の存在である親の態度や気持ちを敏感に感じ取っています。
子育てではなく対人関係で考えてみると、いつも余裕がなくピリピリしている人よりも、余裕があり毎日を楽しんでいる人のほうが関わりやすいと思えるでしょう。そしてそのような人と行動をともにしたほうが、より素敵な出来事に巡り会えたり楽しい毎日を過ごせたりと、自分自身の成長につながることが増えます。
親が余裕を持っていると、子どもにとって自分がそのような成長を促せる存在になれるということです。子育てに余裕を持ち、子どもとの関わりを楽しみ、お互いに成長し合えるような関係を目指しましょう。
余裕のある子育てをするためにできる3つのこと
余裕のある子育てをするためにできることを3つご紹介いたします。
今日からできる心がけばかりなので、無理のない範囲で試してみてください。
1. がんばりすぎている自分に気づく
余裕がないと感じている方は、まずは自分ががんばりすぎていることに気づきましょう。
とくに働きながら子育てをしている方、パートナーがまったく子育てを手伝ってくれない方は、知らず知らずの内にがんばりすぎています。自分はこんなにがんばらなくていい、手を抜いていいということに気づけば、より余裕のある子育てに近づけます。
2. SOSを出すことを恐れない
自分ががんばりすぎていることに気づいたら、周囲にSOSを出しましょう。
パートナー、両親、保育園や幼稚園のスタッフ、周囲の友人、知人など、あなたを助けてくれる人はたくさんいます。
これまで全部一人でやっていたのにいきなり助けを求めるなんて…と思ってしまうかもしれませんが、これまでこんなにがんばってきた!と自分を認め、周囲を説得し、自分の状況を説明することで助けを得られるかもしれません。
3. 子どもは1人の人間だということを理解する
子どもを自分でしっかり育てなければ!と強い責任を感じることは大切ですが、その気持ちが強すぎると子どもを束縛してしまうようになり、子どもが予想外の行動をしたときに余裕のない対応をしてしまいます。
子どものどんな言動にも柔軟に対応できるようになるには、子どもも1人の人間であるということを理解することが大切です。
自分とは違う生きものだから自分と違う考え方をして当然、と思えるようになれれば、子どもの突飛な行動にもしっかり対応しやすくなります。自分の主張ができるようになった子どもの成長を喜ぶくらいの余裕が出てくるかもしれません。
余裕があると子育てを楽しめる!子どもに与える良い影響
毎日の子育てに負担を感じ余裕のない子育てをしていると、子育てはつらく大変なものになってしまいます。余裕のある子育てを意識することで、子育てや自分の生活をより楽しめるようになるでしょう。
子育てに余裕を持ち楽しむことは、子どもにもよい影響があります。現状を分析して必要ならSOSを出し、子どもの予想外の反応も成長だと楽しめるよう考え方を変えてみましょう。