表現力を鍛えることで成果を出す、活躍する人間になる!
「こんにちは、仕事と教育の両立をサポートする託児サービスを提供する伸芽'sクラブです。」
人はだれしも他人と接して生きていますから、人とのコミュニケーションは欠かせないものです。また、コミュニケーションがスムーズにできれば、仕事で成果を出したり、活躍したりしやすくなります。そして、コミュニケーションを円滑に行うためには、表現力を豊かにすることが効果的です。
ここでは、そんな表現力の必要性や、表現力を身につけるための方法などをお伝えしていきます。お子様の将来に役立てるために、ぜひチェックしてみてください。
表現力とは意見や考え方を正しく相手に伝えられる力
表現力とは文字の通り「何かを表現する力」ですが、一般的には何らかの物事や意見、考え方を正しく表現できる力という意味をもちます。たとえば自分の意見をしっかりだれかに伝えたり、わかりにくい物事をわかりやすくアレンジして説明したりすることで、コミュニケーションがスムーズになり、いい人間関係を築くのに役立ちます。
物事や自分の頭のなかで思っていることを言葉にすることはだれもが行うことですが、正確に伝えるのは意外と難しいことです。相手にうまく伝わらず、誤解されて人間関係のトラブルに発展することもあります。
しかし、表現力を鍛えれば、より正確に物事を相手に伝えられるようになり、「そんなつもりじゃなかったのに」ということも少なくなるでしょう。コミュニケーションも取りやすく、人間関係によるトラブルやストレスに悩まされる可能性も低くなります。
文部科学省でも、小学生の学習指導要領にある「生きる力」として知識・技能を活用し、議題を解決するために必要なものの1つに表現力をあげています。このことからも、人が社会のなかで生きていくために表現力が重要とされているのがわかります。
仕事で成果を出し活躍するために必要な表現力
どのような仕事でも、だれかと協力しながら行うものです。仕事に必要な情報や知識を相手に適切に伝達するためにも、表現力は重要なスキルです。仕事で成果を出せる、活躍するために必要な表現力は、日頃から鍛えることで身につきます。とはいっても、特別に難しいことをする必要はなく、日常的にいくつかのことを習慣づけるだけで可能です。
たとえば、日常的な読書はボキャブラリー(語彙)を増やすための効率的な手段です。本を読むことで、文章や言論を理解するだけではなく、自分が表現したいものをより明確に表現するスキルが身につきます。
また、読書で得たボキャブラリーも使い、本の内容などに対して自分がどう考えるか、どう思うかなどを文章にしてみることや、だれかに思ったことを口にして伝える習慣をつけることも重要です。それを話すことで、はじめて表現力のトレーニングとして意味をもちます。
表現力が乏しいことで将来人間関係支障をきたすことも
子どもにとっての社会は家族・学校・友だちなどに限られますが、大人になるとその範囲は広がります。関わり合う人数も増え、コミュニケーションはより重要になっていきます。表現力が乏しいと、人間関係に支障をきたすケースも増えてきます。
仕事においても、一緒に仕事をする相手に正確な情報を伝えられないと、人間関係だけではなく仕事の成立を左右します。そのため、表現力は日常生活だけではなく、仕事をする場面でも重要なスキルです。
子どものうちから表現力を鍛えるトレーニングを!
上記の通り、表現力は大人になって仕事をするようになったときに重要です。豊かな感受性をもち、スポンジが水を吸収するように何でも取り込む力が強い成長過程の子どものうちから表現力を鍛えておけば、大人になってからコミュニケーションや自己表現に困ることが少なくなります。
それだけでなく、子どものうちでも表現力が乏しいと困ることは多いものです。先生や友だちとのやりとりで「この子は何を言いたいのかわからない」「まわりくどくて面倒」と思われたり、集団や新しい環境に馴染めず、さみしい学校生活を過ごしてしまったりするかもしれません。だからこそ、子どものうちから表現力を鍛えることは重要です。
子どもの表現力を鍛えるためには、大人と違い、周りが手助けをしてあげる必要があります。以下では、ご家庭でできるいくつかの方法をご紹介します。
一方的に叱るのではなくお子様の気持ちに耳を傾ける
お子様がお父様・お母様の言うことを聞かない場合、一方的に叱るだけでは、自分の思ったことを伝えるよりも、人の顔色をうかがいながら謝ることを覚えてしまいます。まずはお子様の気持ちをしっかり聞いてあげて、どうしてそう思ったのか理由を聞くようにしましょう。こうして本音で人と向き合うトレーニングをすることが、表現力を鍛えるうえでは重要です。
ほめるときは結果でなく姿勢や過程・努力をほめる
お子様をほめてあげる場合は、結果に対してではなく何かに取り組んだ姿勢や過程、お子様の努力に対してほめてあげましょう。そうすることでお子様は「もっとがんばろう!」と思うようになり、成長意欲が高まります。
運動やものづくりなど五感を刺激する経験をさせる
表現力を磨くために、運動や音楽、ものづくりなど五感が刺激される経験をたくさんさせてあげましょう。それ以外にも、草花の手入れで土に触れてみたり、外に出て自然の音を聞いてみたりするだけでも、お子様にとっては何か新しい感情にであえるきっかけになります。
親子の会話を文章に近い形にする
お子様との会話では「それ、とって!」「ママ、おやつ!」と日常的に言われているご家庭も多いことでしょう。確かに意味は通じますが、単語だけで会話が成立してしまうやりとりは、お子様の表現力を育ちにくくしています。
お子様「ママ、プリン!」
お母様「ママはプリンじゃありません。プリンがどうしたの?」
お子様「おやつに冷蔵庫のなかにあるプリンが食べたい」
このように文章に近い形で会話するのが効果的です。難しいようならば最初は「プリンが食べたい」だけでもOK。少しずつ文章に発展させていきましょう。
表現力が乏しいことで将来人間関係支障をきたすことも
子どもにとっての社会は家族・学校・友だちなどに限られますが、大人になるとその範囲は広がります。関わり合う人数も増え、コミュニケーションはより重要になっていきます。表現力が乏しいと、人間関係に支障をきたすケースも増えてきます。
ダンスや文章を通じて表現力アップ
ご家庭のなかでもお子様の表現力を鍛えられますが、プロの手を借りれば更に効果的にトレーニングができます。たとえば、ダンスは体を動かすことで自分を表現できるだけではなく、健康な体づくりにも役立ちます。発表会など人前で何かを発表する機会も多いので、さまざまな経験を積むことができおすすめです。
また、言葉を使った表現力を鍛えるためには、本の読み聞かせなど文章を使ったトレーニングが効果的です。家族の間で交換日記をするのも、お子様が自分の気持ちを文章にするのにおすすめの方法です。
社会で活躍できる人間になるために幼いうちから表現力を鍛えましょう
最近は表現力が乏しいために、人間関係を複雑にしてしまうケースが大人・子どもともに増えています。そんななかで、社会で活躍できる人・仕事などで成果を出せる人になるためには豊かな表現力が不可欠です。物事の吸収が早い子どものうちから表現力を鍛えるトレーニングをすることがおすすめです。