0歳児(赤ちゃん)から始める教育!育児が楽しくなる子どもの育て方を解説
「こんにちは、仕事と教育の両立をサポートする託児サービスを提供する伸芽'sクラブです。」
大仕事の出産後に待ったなしの育児。嬉しさの中にも戸惑うことがいっぱいの時期ですね。
働くお母様の中には、産休を終えて職場に復帰を考えている方もいらっしゃるでしょう。そんな方は特に、赤ちゃんへの影響が何かと心配かもしれません。
そこで今回は0歳児の発達と教育のポイントについてご紹介いたします。
0歳児(新生児)の赤ちゃんってどういう時期?
0歳児の1年間は、生まれたばかりの新生児から、中には歩き始めている子どももいる1歳直前の時期まで。一生のうちで、これほど変化の大きい1年間は他にはありません。
新生児は生まれてから約1ヵ月
新生児と呼ばれる時期は、生まれた直後から28日間までの期間です。生まれてから約1ヵ月の新生児の期間は母子ともに体調が不安定で、まわりからの手厚い保護が必要です。
お母様も当然初めて、新生児の育て方はわからない
この時期の赤ちゃんは夜昼関係なく眠っていることが多いのですが、目覚めてご機嫌でいることはあまりありません。
お腹が空いているのか、オムツが汚れて気持ちが悪いのか、どこかが痛いのか…。泣き止まない赤ちゃんに戸惑うお母様も多いでしょう。
お母様の精神的な状態も母乳の出具合に影響します。できるだけゆったりとした気持ちで過ごせたらよいですね。
また、この時期は出産したてで体力の消耗が激しくても無理をして育児をするお母様も多いようです。どなたかに家事を手伝ってもらいながら、体力の回復を優先させましょう。
0歳の赤ちゃん、育て方が与える性格や個性への影響
子どもの性格や個性は遺伝的な影響を無視することはできません。しかし、親の育て方でその後の「年収」「学歴」「幸福感」「倫理観」まで大きな差が出るという調査もあります。[注1]
3ヵ月から6ヵ月になれば、子育てが安定して職場復帰するお母様も多いかもしれませんが、声掛けをたくさんすることで、お子様とお母様の絆を深め、人間関係の基礎となる「人を信頼する心」を育てていきましょう。
気分に左右されない愛情深い接し方が、お子様の将来にも影響を与えるのは間違いありません。月齢の発達の目安に合わせて赤ちゃんと楽しくふれあいましょう。
[注1]子育てのあり方と倫理観、幸福感、所得形成―日本における実証研究―|西村 和雄、八木匡[pdf]
https://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/16j048.pdf
成長を促す0歳児の遊び方
0歳の赤ちゃんは、泣いては寝てばかりの新生児期と比べ、外部の刺激をたくさん受けています。特に聴覚と触覚は、胎児の時から発達していることが報告されています。[注2]
そのため、新生児期のうちから声掛けやスキンシップをたくさん与えると、赤ちゃんのその他の感覚も刺激されて発育が促されるのです。
[注2]感覚器の成長・発達|常石秀市[pdf]
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sobim/32/2/32_2_69/_pdf
新生児期から3〜4ヵ月の赤ちゃん
この時期の赤ちゃんは、まだ首が安定せず、手や足も不随意運動で、自分で思うように動かしているわけではありません。
1ヵ月検診で目についたものを視線で追えるかどうか、顔にかかった布などを払いのけられるかどうかなどの運動能力の発達を調べます。
この時期におすすめの遊び方は、赤ちゃんの身体を無理に動かさないマッサージ、オルゴールなどの優しい音に慣れさせることです。
自分で持とうと思って何かを掴むことはできません。柔らかいタオル素材のガラガラなどを抱っこしながら触らせてあげるとよいでしょう。
新生児期から首がすわるまでの間は、まだ抱っこをするのも怖いと感じるかもしれませんが、赤ちゃんの体全体を包み込むように抱いてください。
3〜4ヵ月頃には頭をもたげることができるようになり、おもちゃに手を伸ばす仕草をする赤ちゃんも出てきます。
視野が一気に広がるので、赤ちゃんの顔の上にカラフルなおもちゃが吊り下がっているベビージムが最適です。手を伸ばしたり、足で蹴ったり、身体能力の刺激にもなります。
興味を持ったものは何でも口に含んでしまうので、誤飲防止のために飲み込めない大きさのおもちゃを選びましょう。
寝返りからお座りできる頃―5〜6ヵ月から7〜8ヵ月
この頃の赤ちゃんは、体つきがしっかりしてきて、個性もはっきりしてきます。
人見知りも始めるので、働くお母様は赤ちゃんを預けるたびに泣かれてつらい思いをするのもこの頃から。離乳食が始まり、可愛いい歯が生えてくる赤ちゃんも出てきます。
手で掴むことに興味が出てくる時期におすすめなのは、ティッシュペーパーを箱から引っ張り出す遊びです。ただし、引っ張り出したティッシュを口に入れてしまわないように、側で大人が見ていましょう。
座って遊べるようになるので、絵本にも興味が出てくるでしょう。布製のしかけ絵本などを使ってお母様と楽しく過ごすことも成長には不可欠です。
ハイハイからタッチ、はじめの一歩の9〜10ヵ月、11〜12ヵ月
まず心に留めておきたいのは、この頃の赤ちゃんは個人差が非常に大きいこと。公園デビューして他の赤ちゃんが気になるかもしれませんが、それぞれの発達には違いがあって当たり前なのです。
お母様の姿が見えないと泣いてしまう、どこにも一緒についてきたくなる「後追い」が激しくなるのもこの頃から。ハイハイして一生懸命ついてくる姿は可愛いいけれど、「トイレにまでついてきてしまって困った」というお母様も。
この頃の赤ちゃんは、言葉に興味が出てきます。「あーあー」「まーまー」というような喃語を話し始めます。意味はわからなくてもきちんとお返事をしてあげましょう。
また、絵本の読み聞かせを始めるのにも良い時期です。お膝に抱っこの絵本タイムを習慣にしたいですね。
0歳児には発達に応じた刺激とたっぷりスキンシップを
働くお母様はなかなか赤ちゃんと一緒の時間が取れなくて、悩む場面もあるかもしれません。しかし、一緒の時間にたっぷりスキンシップを取り、声掛けをすることで健やかな成長が望めます。
それぞれの月齢の発達の目安に合わせた刺激を与える遊びを取り入れて、楽しく赤ちゃんとの生活を過ごしましょう。
絵本でねらう0歳児への教育
お膝に抱っこして読み聞かせる前から楽しめるアイテムに、布製の絵本が挙げられます。布絵本は軽量なので、お出かけにも大活躍。お出かけ先で赤ちゃんが退屈したときにも使えます。
お母様と一緒に触って楽しめる布絵本は、0歳児への教育に大変効果的です。以下に布素材の絵本のよいところをまとめました。
洗えるので清潔
布絵本の利点はたくさんありますが、最大の特徴は洗濯できるので清潔に保てること。
赤ちゃんは何でも口に入れてしまい、紙製のものだとよだれでベロベロにふやける可能性があります。布絵本であれば手洗いでいつも清潔に保てるため、衛生的で安心です。
柔らかくて怪我の心配がない
布素材の絵本は、紙の絵本と違って、万が一赤ちゃんの顔などにぶつかっても痛くありません。赤ちゃんの柔らかい肌を傷つける心配がないのも布絵本のよいところです。
しかけがたくさんあって飽きない
布以外の絵本でもしかけ絵本はありますが、布絵本特有のしかけも多く、赤ちゃんも飽きることがありません。
- *内部に鈴を縫い込むことで振ると音が出る
- *マジックテープで着けたり外したりできる
- *布の種類により多くの質感を味わえる
などが例として挙げられます。
ストーリーを自由に考えられる
布絵本は仕掛けを自由に展開することで、その時限りの楽しい物語ができあがります。
月齢に合わせて物語を切り貼りすることも可能なので、長く使えるという利点も嬉しいところですね。
0歳児とのお出かけ、楽しむポイントと注意点
ベビーカーや抱っこでお出かけが可能になるのは首がすわってからですが、長時間のお出かけは赤ちゃんが不安を感じてしまうことも。
0歳児とのお出かけを楽しく過ごすには、以下のような点に配慮するとよいでしょう。
短時間で切り上げる
冠婚葬祭などやむを得ない場合以外は短時間で切り上げるようにしましょう。
外部からの刺激が強すぎると、なかなか寝付かず、夜泣きが始まることが考えられます。
時間の目安は授乳タイムです。理想は、出かける前におっぱいを飲んで、次のおっぱいまでには帰宅するまでの間です。
お出かけ先で授乳するのは非常に大変で、特にミルク派のお母様なら荷物も多くなります。大荷物を避けるためにも短時間のお散歩で済ませておくと便利ですよ。
体温調節に配慮する
0歳児は体温調節が大人のように上手にできません。薄手のおくるみや大きめにタオルを常備しましょう。
お母様が「少し涼しいかな」と思ったとき、赤ちゃんは凍えるような寒さを感じています。冷房の吹出口の向きを調べて、直接冷風が当たらないように気をつけてください。
いつもと同じ雰囲気で過ごす
お母様もたまにはのんびり公園などで過ごしたいと思う時もありますよね。
お母様の軽食と赤ちゃんのミルクを準備してお出かけするのは気分転換としておすすめです。そんな時も、赤ちゃんにはなるべくいつもと同じ雰囲気、いつもと同じペースで過ごせるようにしてあげましょう。
赤ちゃんは急激な環境変化を恐れるため、お気に入りのタオル、おもちゃといった身の回りのもので赤ちゃんを落ち着かせるのがベストな方法です。
0歳児とのお出かけに布絵本を
軽量でたくさん楽しめる布絵本は赤ちゃんとのお出かけにぴったりです。
いつもと違う雰囲気に不安になった赤ちゃんも、大好きな布絵本があればご機嫌になるでしょう。
布絵本の楽しい仕掛けを生かして0歳児への教育と、お出かけの不安が解消されることは間違いありません。
1歳からの教育を伸芽会のノウハウでサポート
伸芽’Sクラブは、名門小学校・幼稚園受験指導で歴史ある伸芽会が運営・指導する長時間託児です。満1歳からの子どもの教育サポートを行っています。
0歳から1歳は、大きな節目。ひとり歩きを始める子もいれば、おしゃべりを始める子もいます。
脳の働きがこれまでよりも、より活発になるからこそ、子どもの将来を考えた、一人ひとりに寄り添った教育が必要なのです。
「1歳になったから、そろそろ知育にも興味がある」「将来のことを考えて我が子に高水準の教育を与えたい」そんな風にお考えのご家庭のために、伸芽’Sクラブでは伸芽会のノウハウを活かした教育を行います。
名門幼稚園・小学校受験を難しく考えすぎなくて大丈夫です。伸芽’Sクラブが、子どもの未来の選択肢を広げるお手伝いをいたします。