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我が子の能力を伸ばす子育てとは?知育のための重要ポイント

「こんにちは、仕事と教育の両立をサポートする託児サービスを提供する伸芽'sクラブです。」

子どもが大きくなったときに大切な思考力や人間性を育むのが知育の目的です。

今回は、知育に興味をお持ちの方のため、知育の基礎知識や知育を行う際の重要なポイントをご紹介いたします。

「知育で我が子の能力を最大限伸ばしてあげたい」
そんな親御さんは必見ですよ。

【知育とは】子どもの思考力を育むための教育

【知育とは】子どもの思考力を育むための教育

知育とは「子ども自身がものごとを自分で考えられるようになるための力を育てる」ことを目的とした教育です。
計算や読み書きなど、「勉強ができる子どもに育てる」教育とはスタンスが異なるものです。

ものごとを自分で考えられる力とは、
*思考力
*記憶力
*判断力
*発想力
*想像力
などをバランスよく身につけ、思いやりの心を持って周囲と関われる力です。

たとえば、自分が遊びたいからといっておもちゃを独占するようなことはしないなど、
「自分がされて嫌なことはほかの子にもやらない」
「ほかの子も一緒に楽しめるようにコミュニケーションをとって、譲るところは譲ってあげる」
そんな思いやりの心は、計算や読み書きの学習で身につくものではありません。

こうした思いやりの心は、
*相手の気持ちも考える思考力や想像力
*自分だけが良ければいいという考えではダメだという判断力
など、知育によって育まれる要素が大いに関係してくるのです。

ほかにも、「こんなやり方を試してみても面白そうだからやってみよう」という発想力も、知育によって育まれます。

子育て世代の親は、子どもの柔軟かつ斬新な発想力に驚かされることもあります。
そうした発想力や、発想につながる好奇心などを磨いていけるのも、知育の役割です。

【知育が必要な子ども】知育は新生児~幼少期の子どもに必要な教育

知育が必要とされる子どもの年齢は、0歳から5、6歳ぐらいまでです。

人間の脳は3歳までに約8割が完成し、6歳までに約9割が完成すると言われています。
新生児~幼少期の脳は成長が著しいのです。

こうした脳の急成長期間に知育がどれだけできるかどうかで、思考力に差が生まれます。

最も理想的なのは、脳の成長がとくに著しい0歳からの知育です。
しかし、それが間に合わなくとも、知育の大切さに気づき、そこからできるだけ早い段階で知育を始めてみましょう。

知育の方法は玩具やお菓子などさまざま

子どもの年齢に合わせ、その段階に適した知育を行うことが大切です。

*0~1歳:視覚と聴覚を刺激する知育
*2~3歳:手先を使わせるタイプの知育
*4~6歳:記憶力や集中力をやしなう知育

それぞれの年齢の知育について詳しく見ていきましょう。

【0~1歳の知育】目で楽しませ、歌や会話も積極的に

0~1歳の子どもの知育は、とにかく視覚と聴覚を刺激する内容にしましょう。

視覚を刺激する知育としては、下記が挙げられます。
*にらめっこなど、親が変顔をしてみせる
*いないいないばあをする

聴覚を刺激する知育としては、下記がよいでしょう。
*童謡などの歌をうたってあげる
*積極的に話しかけ、会話をする

また、絵本の読み聞かせをこの時期から始めてみるのもおすすめです。

0~1歳の子はひらがなも読めないから絵本はまだ早すぎると思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
ぜひ、積極的に絵本の読み聞かせをしてあげましょう。

簡単なストーリーで大きな絵が描いてある絵本であれば、親が絵本をゆっくりと読み上げながら、言葉が意味する絵を指さしていくといった工夫をすれば、視覚も聴覚も一度に刺激できるメリットが得られます。
たとえば、絵本でパンという言葉が出てきたら、絵本のなかにあるパンの絵を指さしてみるとよいでしょう。

【2~3歳の知育】さまざまなグッズを子ども自身の手で使わせる

2~3歳の子どもは、さまざまなグッズを使って手をどんどん動かすことをさせてみましょう。
手先指先から刺激を得て、脳を活性化できる機会を増やせます。

下記を使用した遊びがおすすめです。

*つみき
*パズル
*ひも通し
*折り紙
*粘土
*はさみ

また、スプーンやフォーク・お箸などを使わせてみるのも、手先指先を刺激できる大きなチャンスです。

ただし、ここで注意したいのは、粘土やはさみ、フォーク、お箸などの選び方です。
まだまだ安全性に気をつけなければいけない年齢です。粘土やはさみは知育グッズとして売られているものを選びましょう。
食べられる素材でできた粘土、手が切れないように工夫されているはさみ、などです。
もちろんフォークも、幼児向けで安全性の高いものを選んであげてくださいね。

【4~6歳の知育】自分で考えながらやる遊び

4~6歳の知育は、自分で考える力をどんどん伸ばすために、例えば下記のような頭を使う遊びを取り入れていくのがおすすめです。

*なぞなぞ
*しりとり
*お店ごっこ
*ごっこ遊び
*ブロック遊び
*つみきやパズル

つみきやパズルは、数字やひらがななどが書かれていて、組み合わせを考えられるものがおすすめです。

また、絵本の読み聞かせも、親が読み聞かせるだけでなく、子どもが親に読み聞かせるのもよいでしょう。

知育を行う際の重要な3つのポイント

知育を行う際の重要な3つのポイント

知育の内容は子どもの年齢によって異なりますが、どの年齢の知育にも共通する重要なポイントは下記の3つです。

*1. 否定しないこと
*2. ほかの子どもと比較しないこと
*3. 親がイライラしないこと

つみきやパズルで失敗しても、それじゃダメ、と子どもの行為を否定するのはやめましょう。
「前より上手になったよ」など、プラスになる言葉をかけられるとよいですね。

ほかの子どもの知育状況と比較して、自分の子どもは劣っている、などと比較するのもいけません。
子どもは、幼少期にしか体験できない成長の機会の中で、試行錯誤しながら、必要な事柄を着実に身につけているのです。
あくまで我が子のペースで、知育に取り組む姿を楽しみながら見守りましょう。

教育熱心は素晴らしいことですが、教育熱が過剰になるのもいけません。
親がイライラしながらあれもこれもやりなさい、と急かすようになってしまっては、よい知育とはいえません。
親からイライラが伝わる、強制される、という状態がひどければひどいほど、子にとって知育は楽しめるものではなくなります。

知育で考える力を身につけるためには、子どもが自主的に楽しめる状態であることが大切です。
「親も一緒に楽しく遊ぶ」「子育てしながら親自身も成長する」
そんなおおらかな気持ちで知育に取り組みましょう。

親も楽しみながら我が子の考える力を育もう

新生児~幼少期の子にとって、知育は思考力や人間性を育む大切な教育です。
家庭内でも積極的に知育の機会を取り入れていきましょう。

ただし、親がほかの子どもと我が子を比較して焦燥感にかられたり、あれこれと指示することのないよう気をつけましょう。

知育によって育まれる思考力や人間性は、子どもが楽しめてこそ伸びていくものです。
親も一緒に成長するつもりで、子どもとともに知育遊びなどを楽しみましょう。

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