【託児晴海トリトン校】異年齢保育のなかの集団ゲーム「紙コップタワー作り」

2024年6月4日

伸芽’Sクラブでは、小学校受験には必須である「行動観察」という領域にあたる活動を日常の課題の中で取り組んでいます。
今回は私立・国立問わず、行動観察の定番である紙コップタワー作りのようすをお伝えいたします。

年少～年長の異年齢でのチームで積み方を相談し、制限時間内にどれだけ高く積めるかを競い合っています。
同じ紙コップタワーでの「行動観察」ではありますが、それぞれの学年で目的や意識するポイントは変わってきます。

年少ではこの時期、まだ見ているだけになってしまったり、一人で行ってしまったりということが多いため、まずは意欲的に積極的に取り組むことを大切にしながら、「みんなで協力する」ということを知っていきます。
年中や年長のお友だちのようすを見て学びながら、真似から始まり年中に向けて、少しずつアウトプットできるように促しています。
近くにお手本になる存在がいるということは伸芽’Ｓクラブならではの環境であり、お子さまの成長に大きく繋がっていきます。

年中ではリーダーシップを取ることやみんなで協力する、相談するということが少しずつアウトプットできるようになってきます。
まだ自分の思い通りに進めようとしてしまうことが多い時期ですが、自分の意見を発信するだけではなく、相手の意見に耳を傾けることにも意識が向くように活動の中で促しています。

年長では周りの状況を見ながら、どのように声をかけるのか、みんなの意見をまとめていくのかを自分や周りと協力して考えられるかがポイントです。
話を聞いてもらえなかったり、思い通りに進められなかったりと上手くいかないことも多いのですが、さまざまな体験の中で対応力がついていきます。

「行動観察」では、「見る力」「聞く力」「考える力」「話す力」「行動する力」全てが必要になってきます。
異年齢での活動の中でお互いに刺激を受け合いながら、課題以外のさまざまな場面も実践の場となるよう日々の生活や活動を意識して過ごしています。