【託児自由が丘校】活動 ゲーム遊び
10月の第4週の活動は、ゲーム遊びです。
幼児クラスでは、基本的にゲーム遊びをするときは、年少、年中、年長の3学年合同で行うことが多く 「椅子取りゲーム」や「フープ取りゲーム」、「ハンカチ落とし」や「だるまさん転んだ」など、定番のゲームは、幾度も行っているので全学年ルールもよく理解できるようになっています。
椅子取りゲームでは、1つの椅子に2人で座ってしまい、本来ならじゃんけんで決めるところを、譲る姿が見られたことがありました。
すると譲ったお友だちが、悔しくて泣いてしまったのです。じゃんけんで負けることが嫌だったのか、譲ったけれどもやはり残りたい気持ちが強くなったのか・・・勝ちたい!気持ちを持つことは素敵なことですが「ゲームは勝っても負けてもみんなで楽しく行えるといいね」ということを、あらためてみんなで話しました。
さて、本日、年少さんを交えて初めての絵合わせゲームを行いました。
トランプで行う神経衰弱と同じルールです。
まずは、絵を描くところから始めました。
絵と言っても、同じ絵を2つ描くことは難しいので形を描くことに決めました。「〇、△、□の形はどうかしら?」と聞くと、年少の女の子が「〇しか描けない」とのこと。
そこで、1人2枚画用紙に〇を描き、12色のクレヨンを使って塗る色当てゲームに変更しました。
皆さん、2枚ともはぼ同じ大きさの〇を描き、形からはみ出さないように丁寧に塗っていました。
塗り終わってからが、ゲームの本番です。
机の上では色が透けてしまうといけないので、カーペットの上で行いました。
裏返しにしてランダムに置いていく。皆さんは、その仕草をじっと見つめていました。
いよいよ、ゲームの始まりです。
1番最初は年長さんです。どのように行うか見本を見せてくれました。
1枚ずつめくり、皆さんに見えるように開く。見ている人は、どこに何色があったか覚える。自分の記憶だけが頼りです。
1周目はなかなか色が合いません。「あ!あそこにあった」「ちがった!」など次第に声が聞こえるようになり、色が合わせられるようになりました。
何組か取れるお友だちもいれば、1枚も取れないお友だちもいます。これがゲームです。
勝った、負けただけではなく、コミュニケーションやルールがあることを学び、最後までやり遂げる力をはぐくむ楽しい時間でした。